理工学研究科修士1年の冨田大樹さんが第15回瀧野秀雄学術奨励賞を受賞しました
理工学研究科(応用化学専攻)修士1年の冨田大樹さん(小松研究室)が、「人工酸素運搬体(ヘモグロビン-アルブミン)クラスターの開発」に関する業績(日本特許出願済、国際特許出願済)により、第15回瀧野秀雄学術奨励賞を受賞しました。
同賞は、瀧野秀雄氏の篤志を尊重し、少壮気鋭の研究者の研究活動を奨励することを目的とし、本学の専任教員(教授を除く)または大学院生であって産業や技術開発の国際化に伴う知的財産権に関する研究論文が優秀と認められた者に授与される賞です。
対象となった研究成果は、人工血液(赤血球代替物)の開発に新たな突破口を開くものであり、先端医療はもちろん、人類の健康・福祉に与える波及効果と意義はきわめて大きく、理工学領域や国内外の薬学・医学の分野から多くの注目を集めています。
受賞式は、2012年3月16日に多摩キャンパスにて行われました。