理工学部助教 奥田 賢治が日本植物生理学会の「若手海外共同フェローシップ学術賞」を受賞しました
理工学部助教(生命科学科) 奥田 賢治が、日本植物生理学会の「第10回若手海外共同フェローシップ学術賞」を受賞し、3月16日~18日にかけての第53回日本植物生理学会年会で表彰されました。「若手海外共同フェローシップ学術賞」とは、Nam-Hai Chua基金をもとに国際的な視野を持つ若手研究者を育成するために、優秀な若手研究者が海外の研究室で共同研究を実施して成果をあげることを奨励・支援するための学会賞であり、学会会員を対象とし各年2名に授与されるものです。
受賞対象となった研究課題は、「植物オルガネラ遺伝子発現を統御するPPRタンパク質によるRNA配列認識機構の解明」で、生物の遺伝子発現において重要な役割を果たしていると考えられる“PPR蛋白質によるRNA配列認識”のメカニズムを明らかにすることを目的としたものです。本研究課題は、西オーストラリア大学(ARC Centre of Excellence in Plant Energy Biology)Small教授との共同研究で行われました。