工学部教授 西田 治文(生命科学科)が、スペインのテルエルで開かれた古生物学の国際会議、「中生代の地上生態系研究会議」に参加しました
理工学部教授 西田 治文(生命科学科)が、9月17日からスペインのテルエルで開かれた古生物学の国際会議、「中生代の地上生態系研究会議」に参加しました。
会議に先立って行われた巡検で、ピレネー山脈にある世界有数の恐竜の足跡や卵化石の産地を、オーストラリア、アメリカ、スペインの学者と共に訪れ、その際に地元テレビ局のインタビューを受けました。
白亜紀後期の海岸付近に残された巨大竜脚類やカモノハシ恐竜の足跡群と、卵や巣の跡が露出しているだけでなく、付近に生えていたヤシや針葉樹の化石も出るので、当時の生態系を知る上で貴重な化石産地です。
インタビューでは、「植生も現在とはずいぶん異なるし、植物と足跡が一緒に出るのが重要だ」などと答えています。