「視覚・運動・注意メカニズムの形成過程を調べる実験的研究プロジェクト」ユニットの研究成果に関するプレス発表会が行われました
12月15日、独立行政法人自然科学研究機構生理学研究所において、同研究所と中央大学研究開発機構「視覚・運動・注意メカニズムの形成過程を調べる実験的研究プロジェクト」ユニット(代表:文学部教授 山口真美)との共同研究に関するプレス発表会が開催されました。
生理学研究所の柿木隆介教授および仲渡江美研究員(中央大学研究開発機構客員研究員)と、中央大学の山口真美教授の共同研究グループは、生後7-8か月の赤ちゃんがお母さんの顔を見ている際の脳活動は、他の人の顔を見ている時とは異なることを明らかにしました。ちょうど7-8か月の赤ちゃんは「人見知り」を始めることがしられており、今回の研究成果によって赤ちゃんの人見知りのメカニズムを脳科学から説明することができます。認知科学専門誌であるEarly Human Development誌電子版に掲載されました。