赤阪清隆氏(前・国連事務次長) 後楽園キャンパスを訪問
8月21日(火)に、前・国連事務次長の赤阪清隆氏(現・公益財団法人フォーリン・プレスセンター理事長)が、本学後楽園キャンパスを訪問されました。
赤阪氏は、福原紀彦総長・学長、加藤俊一副学長、若林茂則副学長との懇談の中で、本年6月にブラジル・リオデジャネイロで開催された「リオ+20、国連持続可能な発展に関する国際会議(Rio+20, United Nations Conference on Sustainable Development)」の成果について、「『持続可能な発展』が単なるスローガンから、今後の10年、20年単位で世界の人々・企業・コミュニティ・政府が取組むべき具体的な活動の指標となった」ことを強調され、特に、本学が国連アカデミック・インパクトの一環として進めている「国際的な水環境の持続可能性についての取組み」の重要性とその可能性への期待を述べられました。
懇談ののち、同取り組みを進めている理工学研究科・国際水環境理工学副専攻の研究室を訪問され、大平一典特任教授兼総括コーディネーターや、夏休み中にも熱心に研究・学習に励んでいる学生・留学生とも懇談する機会を得ました。「一人ひとりが、国際的な水環境の持続可能性の重要さをよく理解して、この分野のリーダーとなって次の時代・社会を作ってもらいたい」との熱いメッセージをいただきました。
学生からは、「スゴく刺激を受けた」、「水のことを大変ご理解を頂いていて、心強い応援を頂いていると感じた」、「今後の研究活動の大きな原動力の1つになりました」、「より一層、アジアのこと、世界のことを考えながら研究に取り組んでいきたい」などの感想を話していました。