「経営戦略論基礎」の講義において株式会社トッパン・フォームズ株式会社 常務取締役 広村 俊悟 氏 を招聘した特別授業が実施されました
5月14日(土)、遠山亮子教授担当の「経営戦略論基礎」の講義において、株式会社トッパン・フォームズ株式会社 常務取締役 広村 俊悟 氏 を招聘した特別授業が実施されました。
広村先生には、「トッパン・フォームズ(株)の事業多角化への取り組みについて」というテーマでご講義いただきました。
講義は、同社の経営信条である「三益一如」(「個人益」・「会社益」に加えて「社会益」を重んじる考え)のもと、長い実績を持つ印刷事業からICカード製造やセキュリティ印刷に至るまで、その技術を応用して様々な事業を展開し、社会への貢献を果たしてきた歩みについての説明がありました。
さらに、新たなニーズを掘り起こすマーケティングの必要性から、多角化戦略の構築、実際に組織を動かすための取り組みまで、受講者に質問を投げかけながら、対話の中に笑いも交えつつ、惜しみなく貴重な実例をお話しいただきました。
講義終了後には、限られた時間の中ではありましたが院生から熱心な質問が寄せられ(中国などの低コスト市場への対応など)、丁寧に質問にお答えいただきました。
【プロフィール】
広村 俊悟(ひろむら・しゅんご)氏
1978年 早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了
トッパン・フォームズ株式会社 経営企画本部 常務取締役(現任)