森田茂之氏による特別講演
微分トポロジーの研究と展望等について、森田茂之氏(東京大学名誉教授)に自由に講演していただきます。
全10回程度の講演を予定しています。
【講演者】
森田茂之氏(東京大学名誉教授)
【テーマ】
「特性類と不変量」
【日程】
?第1回 (6号館3階6301室)
?日時: 5月19日(水)16:30-18:00
?第2回
?日時: 6月2日(水)16:30-18:00
?第3回
?日時: 7月7日(水)16:30-18:00
【概要】
向き付けられた閉曲面に対するガウス・ポンネの定理は、ガウス曲率の総和とオイラー数との間の
密接な関係を与える美しい定理である。
現代幾何学は、これをさまざまな形に一般化しつつ発展してきた。
その中で中心的な働きをしてきたのは、特性類と不変量という考え方である。
この講義では、これらの道筋をいくつかのトピックスを取り上げつつ概観する。
そして後半では、新しい不変量をいかにして作るかについて、現在研究中の一つの方法を述べる。
コンピュータによる実験的な計算なども例示する予定である.