情報工学科助教 神山 直之が日本OR学会 第38回文献賞受賞
情報工学科助教 神山 直之が日本オペレーションズ・リサーチ学会 第38回文献賞を受賞しました。
"Arc-disjoint In-trees in Directed Graphs"
(Combinatorica, Vol.29, No.2)
受賞論文は、点と線からなるネットワークの構造を研究する数学の一分野であるグラフ理論に関するものです。
グラフ理論は現実問題のモデル化にも広く使われており、応用面でも非常に重要な分野です。
本論文は、このグラフ理論における1973年にJack Edmonds氏によって証明された世界的にも有名な定理を一般化したことが評価され、文献賞を受賞いたしました。
神山助教はこのグラフ理論に加え、組合せ最適化や離散アルゴリズムなどの「役に立つ数学」を研究分野としています。
おめでとうございます。