法職多摩研究室 リスタートコース ゼミ会員募集
3年次以上から新たに法科大学院既修者コースの進学をめざす本学在学生を対象に、法職多摩研究室リスタートコースゼミ会員(以下、「リスタートコースゼミ会員」という)を募集します。
リスタートコースゼミ会員は、法科大学院既修者コース合格を目標とした「答案指導ゼミ」「適性試験対策講座」「面接試験対策」の指導を受けることができます。
カリキュラムはいずれも丁寧できめ細かい個別指導が中心です。
1.出願資格
中央大学在学生のうち、2010年度に学部3年次生以上となる方で、2011年度ないし2012年度に法科大学院既修者コースへの進学を目指していること。
ただし、原則として、法科大学院未修者コースのみを受験する予定の方は出願できません。
なお、次の2点がゼミ会員の義務となりますので、予め了解した上で出願してください。
(1)法職講座が指定する講座・ゼミに出席すること。学習計画と合致しない等の理由から欠席する場合は、必ず欠席届を提出して事前に許可を得ること。
(2)法科大学院適性試験や法科大学院を受験した場合、成績通知表・合否通知等のコピーを法職事務室に提出すること。また法職事務室が定期的に実施する『進路調査』を法職事務室に提出すること。
2.リスタートコースゼミ会員の資格及び利用料について
リスタートコースゼミ会員は、本学教員、OBの弁護士、法科大学院修了生及び司法試験合格者による法職多摩研究室限定企画のゼミ・個別面談・論文添削等を受講することができます。また、法職講座で所蔵している図書・資料を利用することができます。ただし、「炎の塔」内の定席・ロッカーを利用することはできません。
資格期間 2010年4月1日(木)~2011年3月31日(木)
※2011年3月に更新試験を受験していただきます。試験の成績が著しく不良な方は除名処分となることがあります。
ゼミ会員料 3,000円(各種講座、ゼミ受講料が別途発生します)
* 2011年度に実施される「法科大学院適性試験」、「法科大学院入試」をいずれか受験しなかった場合は除名処分とします。また法職事務室が実施する各種試験、上記「適性試験」の成績が、著しく不良な方は除名処分となることがあります。なお、除名処分対象者には、理由の如何にかかわらずゼミ会員料は返還できませんので予め了解した上で出願してください。
3.カリキュラム
(1)答案指導ゼミ(民法・刑法・憲法・民事訴訟法・刑事訴訟法・商法)
2010年度前期は4月から7月にかけて行われる「答案指導ゼミ」を受講し、答案の書き方を学びます。後期にも引き続き同ゼミを受講し、12月までに全6科目の答案作成について指導を受けます。
(2)行政法対策
2010年4月から5月にかけて行われる「基礎講座行政法」を受講し、行政法基礎を学びます。夏季休業期間には「基礎ゼミ行政法」を受講し、行政法に関する法的思考について学びます。 2011年には「問題演習ゼミ行政法」を受講し、法科大学院の試験問題への対応力を身につけます。
(3)適性試験対策
2011年2月~3月に実施する予定の「法職講座 適性試験対策(基礎講座・過去問解説講座・問題演習講座)」を受講した上で、本学教員による個別面談を実施します。弱点項目を明確にした上で、克服のための自習計画についてアドバイスします。また、市販問題集の効果的な使い方を指南します。
(4)志願者調書・面接対策
本番と同じ様式で記述した志願者調書を本学教員やOBの弁護士が添削・指導するとともに、それをもとに実践的な面接のトレーニングを行います。法科大学院出願直前期に実施する予定です。
(5)多摩研究室ゼミ
上記のほか、講師が任意に企画、実施するゼミを受講することができます。追加料金はかかりません。
4.選考・手続き
リスタートコースゼミ会員の選考は、出願時に提出していただく「入室試験エントリーシート」及び提出資料による書類審査となります。「入室試験エントリーシート」の課題、提出書類については「5.入室試験エントリーシート課題、提出書類について」をよく確認して下さい。
(1)出願受付期間 2010年3月1日(月)10:00~3月20日(土)14:00 法職事務室で受付
(2)受 験 料 1,000円
(3)出願手続方法(手続きには、学生証・顔写真(3cm×3cm、2枚)が必要です)
(ⅰ)法職事務室で「学生証」を提示してください。「受験申込書」を交付します。
(ⅱ)受験料は証紙で納入していただきます。法職事務室内に設置してある証紙の自動販売機で1,000円分の証紙を購入してください。
(ⅲ)「受験申込書」に必要事項を記入し、証紙と顔写真を貼り付けて、完成した「入室試験ステートメント」及び提出書類と共に出願受付期間内に申込者本人が法職事務室に提出してください。引き替えに受験票を交付します。* いったん納入された受験料は返還いたしません。手続は慎重に行ってください。
(4)合格発表 3月26日(金)10:00 法職事務室掲示板に掲示
(5)入室手続期間 3月26日(金)10:00~3月29日(月)18:00 法職事務室で受付
(6)入室手続方法(手続きには、学生証・顔写真(3cm×3cm、同一のもの2枚)・印鑑が必要です)
(ⅰ)法職事務室で「受験票」を提示してください。「法職多摩研究室リスタートコースゼミ会員登録原簿」を交付します。
(ⅱ)ゼミ会員料は証紙で納入していただきますので、3,000円分の証紙を法職事務室内の証紙自動販売機で購入してください。
(ⅲ)必要事項を記入・押印し、顔写真と証紙を貼り付けた「法職多摩研究室リスタートコースゼミ会員登録原簿」を手続期間内に申込者本人が法職事務室に提出してください。提出の際に本人確認をしますので、「学生証」を提示してください。* いったん納入されたゼミ会員料は返還いたしません。手続は慎重に行ってください。
(ⅳ)4月1日(木)以降、「法職多摩研究室リスタートコースゼミ会員証」を交付しますので、法職事務室まで取りに来てください。
* 「法職多摩研究室リスタートコースゼミ会員証」は講座・ゼミを受講する際に提示を求めることがあります。また、資料等を受け取る際に必要になることもありますので、「学生証」と共に、常に携帯してください。
5.入室試験ステートメント課題、提出書類について
(1)ステートメント課題
<課題>
なぜ法曹を志すのか、将来どのような法曹になりたいかについて、これまでの自己の体験や、大学での学業、社会活動等に触れながら、2,000字以内で述べてください。
<作成上の注意点>
※ 自筆で記述する場合は、法職事務室で配布する指定の原稿用紙4枚に、黒または青インクのペンまたはボールペンを用いて、読みやすい字で丁寧に記述してください。全ページの左上の該当する欄に氏名を、右上の該当する欄にページ数を記入し、左上をホッチキス止めして提出してください。鉛筆で記述したもの及び二重線や修正液等での修正がある場合は受け付けませんので注意してください。
※ ワープロを使用する場合は、A4サイズ用紙(40字×30行)に横書きで、文字の大きさは10.5pt以上としてください。最後に総文字数を明記してください。ワープロで作成する場合も、必ず全ページに氏名・ページ数を記入(氏名は左上に記入してください)し、左上をホッチキス止めして提出してください。
※ ステートメントには、本人が自らの経験に基づいて考えたことを記述してください。他者により作成されたことが認められた場合、または内容に虚偽、もしくは著しい誇張があった場合は、受け付けません。
(2)提出書類
(ⅰ)学習プロフィール記入票(所定用紙)を過不足なく記入し、提出すること。
(ⅱ)2年次前期までの学部成績について、成績証明書あるいは履修した全ての科目の成績が確認できる書類(C-Plusから印刷した書類など)を提出すること。
6.個人情報の取扱について
出願申込書、研究室登録原簿、講座等の受講申込書、アンケート等に記入した個人情報について、法職事務室では「中央大学個人情報保護規程」及び「中央大学個人情報保護方針(プライバシーポリシー)」に則して適切に管理します。
なお、優秀者を顕彰することを目的として、法科大学院合格者の氏名や、法職講座で実施する試験の成績優秀者の氏名を法職掲示板に掲出することがありますので、予めご了承ください。