日本安全保障貿易学会第9回研究大会で理工学部教授鈴木寿が講演
2009年9月27日早稲田大学早稲田キャンパスにて開催された日本安全保障貿易学会第9回研究大会で、理工学部教授鈴木寿が「大学における高度技術の不適切な海外流出を防ぐ実効的方策」と題し、講演を行いました。
国際的な平和と安全を維持するため、わが国では外国為替及び外国貿易法(外為法)で、軍事に転用可能な機械・技術が日本から大量破壊兵器等を開発している国などに渡らないよう貿易管理を行っています(これを安全保障貿易管理といいます)。
安全保障貿易管理は、昨今の国際情勢からその重要性が高まっており、2009年11月に外為法が改正されるなどその対応が進む中で、研究交流や留学生受入が盛んな大学がセキュリティホール(安全保障上の弱点)とならないか懸念されています。
そのような状況を踏まえて鈴木による講演では、大学は安全保障貿易管理体制を整えたうえで国際交流を推進するべきである旨の発表と、大学での実効ある安全保障貿易管理策について提言を行いました。
講演資料は、以下からご覧下さい。