世界が注目する生物の多様性 新しい自治体のあり方
健全な生態系があってはじめて健全な社会ができる。これは世界共通の認識と
なっています。健全な生態系を維持するためには、その重要な要素である多く
の野生の生きもの、つまり生物の多様性を守ることが不可欠です。生きものの
遺伝子には地域ごとに特性があります。したがって、各地域でそれぞれに生物
の多様性を守ることが大切で、それがまた個性のかがやく美しいまちをつくる
のです。来年秋、生物の多様性に関する第10回目の国際会議が名古屋で開か
れます。この会議でも生物の多様性と都市や自治体の関わりが重要な議題とな
ります。そこで、日本の自治体による生物の多様性を守る取り組みがさらに
進むよう、優れた取り組みを実践している国内外の自治体リーダーをお招き
してフォーラムを開催します。
魅力的な講師陣が、興味深く、参考になる取り組みをご紹介します。
プログラムは以下の通りです。※外国語の講演には逐次通訳が付きます
基調講演
『世界が注目する生物の多様性』 (財)日本生態系協会会長 池谷奉文
講演1『ハノーファーが目指す自然地60%の都市』
ドイツ、ハノーファー市第一市長 ハンス・モニングホフ氏
講演2『市民が支持するボールダーの自然と魅力あふれるまちづくり』
アメリカ、ボールダー市市長 マシュー・アペルバウム氏
講演3『新時代の自然と共生する地域づくり-コウノトリ・トキの舞う首都圏へ-』
千葉県野田市市長 根本崇氏
実施期日(期間) 11月12日(木)
実 施 場 所 津田ホール(東京都渋谷区千駄ヶ谷1、JR 千駄ヶ谷駅前)
入場料・参加費 無料 ※事前申し込み制 (以下のURLから)
主 催 (財)日本生態系協会
お問い合わせ先 TEL 03-5951-0244 FAX 03-5951-2974
E-mail t_suzuki@ecosys.or.jp