情報工学科教授 鈴木 寿の研究内容「人工知能とその応用開発」がさがみはら産業創造センター会報で紹介。
情報工学科教授 鈴木 寿の研究内容が、さがみはら産業創造センター会報「SICかわらばん」2009年4月号で紹介されました。
曖昧で矛盾を含んだ思考を持つ人間と、厳密なロジック(論理)を求めるコンピュータ。その仲介役(インターフェイス)を担うのが、人工知能の大きな役割のひとつです。鈴木研究室では、この問題解決のより所となる多次元ブール理論というオリジナル技術と、音声技術・画像理解・言語処理をはじめとするさまざまな知的インターフェイスの要素技術を蓄えています。
また、その応用開発の一例をあげると、さがみはら産業創造センター入居されていた株式会社機械学習研究所に協力して技術開発した「デジタル通信用高速・超小型復号器用IPコア」は、第20回神奈川工業技術開発大賞奨励賞を受賞し、同社の取引先・納入先として文部科学省研究機関、大学、メーカ等多数の実績があります。
※さがみはら産業創造センター(SIC)は、神奈川県相模原市を拠点に活動する、起業家・入居企業・地域企業の成長支援組織であり、総合的なインキュベーション活動を通じて地域経済の発展に貢献することを目的としています。