FLPおよび総合政策学部松野良一ゼミがプロデュースした「新聞ブログ」を、農林水産省が「食料自給率向上」のための情報発信インフラに採用
FLPおよび総合政策学部松野良一ゼミがプロデュースした「新聞ブログ」が、農林水産省が推進する「食料自給率向上に向けた国民運動推進事業」において、全国の小学生による「地域の食に関する情報」発信のためのインフラとして採用されました。
「新聞ブログ」は、松野良一ゼミが2007年3月に、シックス・アパート社と共同開発したブログ・ツールです。財団法人日本産業デザイン振興会が選定する2007年の『グッドデザイン賞』を受賞しています。
2008年10月下旬より、順次14地域(北海道、宮城、新潟、石川、東京、静岡、愛知、京都、兵庫、岡山、広島、愛媛、福岡、熊本)を対象に「新聞ブログ」を使ったプロジェクトが行われます。各地域のこどもたちが地域の食に関する情報を自ら取材し、記事として編集し発信します。「新聞ブログ」による活動は、地域の食材や料理、食文化に目を向けるだけでなく、食育の促進や地域産業の活性化も期待されます。
「新聞ブログ」とは
記事と写真を入力するだけで新聞風のデザインのブログが作成でき、新聞風の見た目をそのまま紙に印刷して配布することも可能です(A3、A4対応)。また、コメントやトラックバックを利用して読者からの直接的なフィードバックを受けることもできます。「新聞」という親しみやすいレイアウトでブログを作成することで、新聞作りの楽しさを味わいながら、取材・編集作業を通じてコミュニケーション能力の獲得も期待できます。