菅野シンポジウムが後楽園キャンパスで開催されます。
錯体科学の分野で「田辺・菅野ダイアグラム」で著名な菅野暁先生の
お名前を冠した「菅野シンポジウム」が,今春,中大で開催されます.
このシンポジウムは,物理学,化学,生命科学,理論科学の各分野で
注目される業績を上げられている若手・中堅の研究者をお招きして
じっくりとお話を伺う分野横断的な講演会です.講演者の方々には,
修士課程の学生にも最先端の研究の雰囲気が感じられるようなわかり
やすいお話をお願いして,毎回好評を頂いて居ります。学生の参加費は
無料となっておりますのふるってご参加下さい。
第2 期菅野シンポジウム(第4 回講演会)
後援:中央大学 理工学研究所
配位子場の科学が明かす先端物質の特性
-触媒・磁性・生理現象-
日時:2008 年 3 月 8 日 (土)10:30-17:40 (懇親会 18:00-20:00)
場所:中央大学 後楽園キャンパス 中大高校小ホール(3 号館3 階)
(http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/campusmap/korakuen/index_j.html)
プログラム
10:30-10:40 開会:石井 靖(中央大学理工学部)
10:40-11:40 唯 美津木 (東京大学大学院理学研究科)
「表面を媒体とした高活性金属錯体触媒設計と反応機構解明」
12:45-13:45 石川 直人 (中央大学理工学部)
「希土類錯体の単分子磁石挙動と量子トンネル効果による多段階磁化過程」
13:45-14:45 前園 涼 (北陸先端科学技術大学院大学)
「拡散モンテカルロ法によるポルフィリン の第一原理計算」
15:15-16:15 渡邊 芳人 (名古屋大学物質科学国際研究センター)
「有機金属酵素の分子設計:蛋白質内部空間への金属錯体、金属イオンの導入」
16:15-17:30 杉浦 幸雄 (同志社女子大学薬学部) (特別講演)
「遺伝子に作用する亜鉛フィンガータンパク質:構造、機能及び医学的応用」
17:30-17:40 まとめ:小島 憲道(東京大学総合文化研究科)
挨拶 :菅野 暁(東京大学名誉教授)
18:00-20:00 懇親会