情報工学科教授(理工学部長) 田口東が「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京系列)の取材に協力しました。
情報工学科教授(理工学部長) 田口東が「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京系列)の通勤ラッシュ緩和に関する取材に協力しました。
2007年7月17日(火)に放送されました。
詳細は 下記のリンクからどうぞ。
田口東が主催する情報工学科「システムのモデリングと最適化研究室」では、実社会において現れる様々な問題に対し、その本質的な部分を取り出して数理モデルを考察することをテーマとしています。
同研究室では、コンピュータを使って、時刻表通りの電車の運行をほぼそのまま表現するネットワークモデル(東京首都圏電車ネットワークモデル)を開発しています。
この東京首都圏電車ネットワークモデルから、通勤ラッシュ時しばしば発生する電車の遅延を解消するために、すべての電車を各駅停車にして乗客数を平均化すれば、不規則な遅れが出にくくなり輸送効率を改善できるのでは?という逆転の発想を提唱し、実際に東急田園都市線を対象として普通電車だけのダイアグラムを作成し、輸送効率が向上することを学術的に示しました。