理工学部助教授 中村太郎の開発した「カタツムリロボット」が日刊工業新聞で紹介されました。
理工学部精密機械工学科助教授 中村太郎とバイオメカトロニクス研究室学生らの開発した「全方向移動ロボット(通称:カタツムリロボット)」が3月20日の日刊工業新聞に掲載されました。
カタツムリがすすむときの腹足(ふくそく)には、腹足波と呼ばれる尾部から頭部に向かって伝播するような進行波が発生します。この動作を繰り返すことでカタツムリは前進しています。
カタツムリロボットは、進行波を利用するカタツムリの動きを規範としつつ、進行波の形成方法を工夫することにより、本物のカタツムリにはできない全方向移動や回転運動ができるようになっています。
今後カタツムリロボットは、天井や壁面に張り付くことができるよう進化する予定です。