理工学部 教授 今井秀樹が「第3回情報セキュリティ文化賞」を受賞しました。
情報セキュリティ文化賞(主催:情報セキュリティ大学院大学 )は、わが国の情報セキュリティ分野の進展に大きく貢献した個人を表彰することを通じて、自治体、企業などの組織における情報セキュリティの高度化に寄与することを目的として、2005年2月に制定されました。
理工学部 教授 今井秀樹は、1980年代後半に松本勉氏とともに提案した暗号鍵共有方式KPSがその実質的安全性への高い評価により現在ICカードをはじめ幅広く実用化されているほか、暗号技術検討会座長、暗号技術評価委員会委員長として電子政府等で利用される暗号技術評価の取りまとめに尽力、さらに電子透かし技術をはじめとするDRM(Digital Rights Management:デジタル著作権管理)の研究および各種標準化調査研究へ寄与されるなど、研究開発から国策に至るまで幅広くわが国の情報セキュリティの発展に貢献されたことを表彰理由として、今回受賞しました。
※写真は、「第3回日経セキュリティ会議 情報セキュリティ文化賞記念講演会」での授賞式です。