理工学部教授 梅田和昇の研究グループが、デジカメのフラッシュ写真利用して距離計測を手軽にできる技術を開発いたしました
理工学部精密機械工学科の梅田和昇教授の研究グループは、デジタルカメラのフラッシュを使って撮った画像を利用して、対象物までの距離を計測する技術を開発いたしました。
従来は、レーザを対象物に当てて距離計測をするものであり、誤差が小さく精度は高いものの高価で特殊な装置が必要でした。
梅田教授らの技術は、市販のデジタルカメラで、フラッシュなしとフラッシュありで撮った写真から、光の明るさを表す「明度」のデータを得て比較。物体からの反射光の明度が距離の二乗に反比例することを利用して距離を計算する技術です。10m先までの対象物を役10cmの誤差で計測できており、今後さらに精度を上げて実用化を目指します。
(10月2日(月) 日経産業新聞に掲載されました。)