ビジネススクール教授・露木恵美子ゼミを中心に実施してきた「さんりくプロジェクト」の発表会が行われました
中央大学ビジネススクール(CBS)教授・露木恵美子ゼミを中心に昨年4月から実施してきた「さんりくプロジェクト」の発表会が、2月2日(土)の午後に行われました。
当日は、陸前高田からホタテ漁師の伊藤広一さん、浜のミサンガ「環」生産責任者兼スマイル番屋「環」オーナーの船砥千幸さんが、発表を聞くために駆けつけてくださいました。
発表は2部構成。第1部は、陸前高田を広める活動をしてきた文学部人文社会学科社会学専攻の小熊ゼミの学生5名が活動報告をしました。
学部生とCBSとは、露木が同学部のゼミを担当してきたことからの縁で、学部生が被災地の特産物を販売する活動の指導をCBSが行うという関係でした。
第2部は、4期生が通年で取り組んできたプロ研の研究成果を、「大船渡、陸前高田、由比におけるネットワークと社会関係資本」というテーマで発表しました。
内容は、被災地やそこから派生して取り組むことになった静岡県由比・蒲原地区の「漁業者コミュティ」の分析です。
学部と専門職大学院のコラボレーションは希有な連携ですが、お互いにとって刺激に満ちた経験になったようです。
ここでもよいネットワークと社会関係資本が生まれました。
最後に、陸前高田のお二人から「われわれも凄い体験をしました。この体験を大事にしていきます」というお言葉を頂きました。