文学部教授 山下真史の新著を三紙が紹介
文学部教授山下真史が編集・校訂等を共同担当して、昨秋刊行された
『中島敦『李陵・司馬遷』』が、次の各新聞に取り上げられました。
■日本経済新聞(2013年1月17日朝刊)「文化往来」欄
"中島敦の遺作「李陵」、抜本校訂し刊行"
新しい校訂方針で中島敦の意に添う本文を定めたことが
紹介されています。
■朝日新聞(2013年1月21日朝刊)「文化」欄
"「李陵」自然な表記で「定本」
中島敦の草稿から「雑音」除く"
「中島敦の他の作品と照らし合わせて改訂し、すっきりと自然な表記になり、
作品世界をよりすんなり感じられるようになった」と紹介されています。
■神奈川新聞(2013年1月30日朝刊)
"横浜ゆかりの作家・中島敦「李陵」を草稿から見直す
中大・山下教授らが研究"
作家が生きていたらどうなっていたか、という視点で草稿を見直した研究が、
新たな作家像を明らかにした、と写真入りで紹介されています。
各記事は、国文学研究室に掲示してあります。
同書の販売については、神奈川近代文学館へお問い合わせ下さい。