法科大学院進学対策答案作成ゼミ<憲法・刑法>
司法試験合格のためのキーワード、それは「論理的思考力」です。「法的思考力」と言い換えることもできます。 法科大学院に進学し、司法試験に合格するというプロセスにおいて、この「論理的思考力」を基礎とした「論理的な文章を書くことができる力」が決定的に重要です。
「法科大学院進学対策答案作成ゼミ」の基本的なコンセプトは「論理的思考力」・「法的思考力」を高めること、そして「論理的な法的文章を書く力」を訓練することです。法律家に不可欠な「『正しい日本語』を使って『事実』や『法的評価』を論理的に表す能力」の基礎をマスターすることを目標とします。
回t日程
全体講義t4月11日
憲法①t4月18日
憲法②t4月25日
憲法③t5月 9日
憲法④t5月16日
憲法⑤学力考査t5月23日
刑法①t5月30日
刑法②t6月 6日
刑法③t6月13日
刑法④t6月20日
刑法⑤t6月27日
刑法⑥学力考査t7月 4日
*毎週木曜日実施
1.法科大学院進学対策答案作成ゼミ<憲法・刑法>について
(1)日 程 2013年4月11日~7月4日(全体講義含め全12回)
* 4月11日はゼミではなく、全体講義[8号館を予定(教室の割り当ては全体講義前日までに法職事務室掲示板に掲出します)]となります。
(2)時 間 18:30 ~ 21:20
(3)場 所 中央大学多摩キャンパス「炎の塔」あるいは学部棟教室
(4)受 講 料 14,400円
(5)講 師 論文指導に定評のある弁護士(ただし全体講義のみ大学教員予定)
(6)受講資格認定試験
法科大学院進学対策答案作成ゼミを受講するためには、3月16日(土)に実施する受講資格認定試験に合格していることが要件となります(受講資格認定試験の詳細については、項目3.4.5.をよく確認してください)。
(7)クラス編成
受講資格認定試験の成績を主に考慮し、憲法・刑法それぞれクラス編成をします(S、A、通常の3段階のランク別)。なお、ランクによってゼミの進行・内容が異なります(項目2を参照してください)。
* 無断欠席・答案未提出が2回以上ある方は、以降の受講を認めないこともありますので注意してください。
2.法科大学院進学対策答案作成ゼミの進行
(1)全体講義 日時: 4月11日(木) 18:30 ~ 21:20
場所: 8号館を予定(教室の割り当ては全体講義前日までに法職事務室掲示板に掲出します)
(ⅰ) 法科大学院進学対策答案作成ゼミの趣旨説明と、憲法・刑法全体の概要についての講義。
(ⅱ) 憲法・刑法演習問題各1問の答案を作成、提出。
(ⅲ) 全体講義終了時に、第1回ゼミ(4月18日)で使用する「予習問題」を配付。
※配付問題はランク・クラス毎に異なります。該当ランク・クラスの問題を受け取るようご注意ください。
~ 全体講義終了後 翌日の流れ ~
(ⅳ) 翌日4月12日(金)の15:00以降に、同じクラスの受講生が書いた答案のコピー(クラス毎にまとめたもの)を法職事務室で配布しますので、各自、窓口正面のトレーから受け取り、次回のゼミ開始までに必ず予習してください。
(2)第1回 ゼミ : 4月18日(木)~ 場所:「炎の塔」の各ゼミ教室あるいは学部棟教室
<ゼミの進行> ランクによって進行、内容が異なります。
Sランク 目標:ロースクール入試・旧司法試験レベルの論文問題の答案作成力を身に付ける。
t時間t内容t使用教材
It18:30~19:10t前回作成答案の検討、問題の解説tロースクール入試or旧司法試験の過去問
論点解説・参考答案
Ⅱt19:20~19:35t初見の「演習問題」の答案構成tロースクール入試or旧司法試験の過去問
Ⅲt19:35~20:20t初見の「演習問題」の解説tロースクール入試or旧司法試験の過去問
論点解説・参考答案
Ⅳt20:30~21:20t答案作成tロースクール入試or旧司法試験の過去問
※「Ⅳ」で作成した答案は当日回収し、添削のうえ、次回授業の「Ⅰ」で解説します
Aランク 目標:オーソドックスな論文問題の答案作成力を身に付ける。
t時間t内容t使用教材
It18:30~19:10t前回作成答案の検討、問題の解説t法職答練の過去問
論点解説・参考答案
Ⅱt19:20~19:35t初見の「演習問題」の答案構成tロースクール入試or旧司法試験の過去問
Ⅲt19:35~20:20t初見の「演習問題」の解説tロースクール入試or旧司法試験の過去問
論点解説・参考答案
Ⅳt20:30~21:20t答案作成t法職答練の過去問
※「Ⅳ」で作成した答案は当日回収し、添削のうえ、次回授業の「Ⅰ」で解説します
通常ランク 目標:知識を整理しながらオーソドックスな論文問題の答案作成力を身に付ける。
t時間t内容t使用教材
It18:30~19:20t前回作成答案の検討、問題の解説tオリジナル演習問題
参考答案
Ⅱt19:30~20:05t予習問題の解説tロースクール入試or旧司法試験の過去問
orオリジナル問題
論点解説・参考答案
Ⅲt20:05~20:35t論点レジュメ解説tオリジナル論点解説
Ⅳt20:45~21:20t答案作成tオリジナル演習問題
※「Ⅳ」で作成した答案は当日回収し、添削のうえ、次回授業の「Ⅰ」で解説します
* 通常ランクについては、次回のゼミで使用する「予習問題」を配付します(S、Aランクは配付なし)。次回までに必ず予習しておいてください。
~ ゼミ終了後 翌日の流れ ~
* 授業日の翌日金曜日15:00以降に、前日のゼミで作成・回収した答案(Ⅳ)のクラス毎のコピーを、法職事務室で配布します。各自、窓口正面のトレーから受け取り、次回のゼミ開始までに必ず予習しておいてください。
(3) 各科目ゼミ最終日:予習問題(S、Aランクは初見の「演習問題」)の解説終了後、学力考査を行います。
学力考査 日時: 憲法:5月23日 刑法:7月4日 20:20~21:20
場所: 8号館を予定(教室の割り当ては学力考査前日までに法職事務室掲示板に掲出します)
3.受講資格認定試験申込について * 本試験は<憲法・刑法>一括での受講資格認定試験となります。
(1)受験対象者
2013年4月1日時点で、中央大学在学生(新2年生以上)あるいは中央大学卒業後1年以内で、基礎講座および基礎ゼミ<民法・憲法・刑法>修了程度の方
* 過年度受講した方は、本年度の受講資格はありません。ただし、2013年4月1日に新規入室するリスタートコース会員については、その限りではありません。
(2)出願受付期間
2013年2月25日(月)10:00 ~ 3月8日(金)18:00 (法職事務室 窓口受付時間にて受付)
* 窓口受付時間詳細は、下記をご覧ください。
(3)出願受付場所 多摩法職事務室(多摩学生研究棟「炎の塔」1階)
(4)出願時必要書類
・受験申込書(出願受付期間中に多摩法職事務室で配付)
・学生証(卒業生の場合は卒業生であることを証明する書類と本人確認できる証明書 ※ただし、2013年4月1日時点で卒業後1年以内の方に限ります)
・証明写真2枚(6か月以内に撮影したもの・正面脱帽2枚同一のもの・3cm×3cm)※ デジカメプリント不可
・受験料 1,000円(証紙で納入)
(5)受験申込手続き
(ⅰ)受付窓口で「学生証」(卒業生は卒業を証明できる書類と本人を確認できる証明書 ※ただし、2013年4月1日時点で卒業後1年以内の方に限ります)を提示してください。「受験申込書」を交付します。
(ⅱ)受験料は証紙で納入していただきます。法職事務室に設置してある証紙の自動販売機で1,000円分の証紙を購入してください。
* ただし証紙については変更の可能性もございます。変更する場合は掲示にて周知致しますので、必ずご確認ください。
(ⅲ)「受験申込書」に必要事項を記入し、証紙を貼り付けて、申込手続期間内に申込者本人が法職事務室に提出してください。
* いったん納入された受験料は返還いたしません。手続は慎重に行ってください。
(ⅳ)「受験申込書」の提出と引き替えに、「受験票」を交付します。申込手続きは受験票が交付された時点で完了です。必ず手続期間内に完了するよう、注意してください。
(6)受講資格認定試験の申込時の注意
同日に実施する「2013年度春期法職多摩研究室更新・新規入室試験(Bコース)」は、「法科大学院進学対策答案作成ゼミ<憲法・刑法>」の受講資格認定試験を兼ねています。したがって、「2013年度春期法職多摩研究室更新・新規入室試験(Bコース)」の受験手続を済ませた方は、「法科大学院進学対策答案作成ゼミ<憲法・刑法>」の受講資格認定試験に自動的にエントリーしたことになりますので、別途、受講資格認定試験の申込の必要はありません。
「2013年度春期法職多摩研究室更新・新規入室試験(Bコース)」については募集要項(配布中)で確認してください。
4.受講資格認定試験詳細について
(1)日 程 2013年3月16日(土)
(2)場 所 8号館を予定(教室の割り当ては試験前日までに法職事務室掲示板に掲出します)
(3)時 間
11:00 集合 11:15 ~ 13:15 憲法・刑法 論文問題各科目1問(判例解説付でない六法のみ参照可)
* 別冊ジュリスト「憲法判例百選Ⅰ・Ⅱ 第5版〔No.186・187〕」、「刑法判例百選Ⅰ・Ⅱ 第6版〔No.189・190〕」掲載の判例を素材とした事例問題を出題します。
14:15 集合 14:30 ~ 15:30 憲法・刑法 択一問題全60問程度(参照不可)
<試験日当日持参するもの>
・受験票 ・学生証(卒業生の場合は卒業生であることを証明する書類と本人確認できる証明書)
・筆記用具(ペンまたはボールペン、鉛筆、消しゴム等)
<筆記試験科目>
* 論文問題はすべて黒のペン又はボールペン(消しゴム等で消せるものは不可)で解答してください。択一問題は鉛筆で解答してください。
* 六法は貸し出しませんので、各自、判例解説付でない六法を持参してください。
5.受講資格認定試験の合格発表・受講申込について
(1)合格発表 3月22日(金)13:00(予定) 法職事務室掲示板(炎の塔1階)に掲出
(2)受講申込期間 3月22日(金)13:00 ~ 3月26日(火)18:00 (法職事務室 窓口受付時間にて受付)
* 受講申込期間と同期間に、法職多摩研究室室員・学研連ゼミ会員・ゼミ会員の登録手続も行います。
(3)クラス発表 4月5日(金) 13:00(予定) 法職事務室掲示板(炎の塔1階)に掲出
(4)受講申込手続
(ⅰ)法職事務室で「受験票」を提示してください。合格者には「受講申込書」を交付します。
(ⅱ)受講料は証紙で納入していただきますので、14,400円分の証紙を法職事務室の証紙の自動販売機で購入してください。* ただし証紙については変更の可能性もございます。変更する場合は掲示にて周知致しますので、必ずご確認ください。
(ⅲ)「受講申込書」に必要事項を記入し、申込手続期間内に申込者本人が法職事務室に提出してください。提出の際に本人確認をしますので、「学生証」(卒業生の場合は卒業生であることを証明する書類と本人確認できる証明書 ※ただし、2013年4月1日時点で卒業後1年以内の方に限ります)を提示してください。
* いったん納入された受講料(受験料)は返還いたしません。手続は慎重に行ってください。
(ⅳ)「受講申込書」の提出と引き替えに「受講生証」を交付します。申込手続は受講生証が交付された時点で完了です。
* 「受講生証」は「レジュメ」等の資料を受け取る際に必要です。また、ゼミ実施教室で提示していただく場合があります。受講・受験の際には常に携帯してください。
*出願受付期間(3頁3.)に申込みのできない方は、以下の期間に法職事務室窓口にて手続延期の申請を行ってください。
2013年1月22日(火)~2013年2月22日(金)18:00まで
* 試験日程(3頁4.)に受験ができない方は、以下の期間に法職事務室窓口にて振替試験受験の申請を行ってください。
2013年1月22日(火)~2013年3月8日(金)18:00まで ■振替試験日程: 2013年3月18日(月)9:30~14:15
2012年12月3日(月)~2013年3月8日(金)18:00まで ■振替試験会場:炎の塔内ゼミ室K117号室
* 入室手続期間(上記5.)に申込みのできない方は、以下の期間に法職事務室窓口にて手続延期の申請を行ってください。
2013年1月22日(火)~2013年3月21日(木)18:00まで
※上記期間外でも①二親等内の親族の死亡②傷病の場合③公共交通機関遅延の事由は認めます。状況が分かり次第直ちに法職事務室へ連絡してください。
※その他詳細(期間内に申請が必要なやむを得ない事由・振替試験スケジュール等)は炎の塔1階にある法職事務室掲示板に掲出していますので、併せて確認してください。
6.受講上の注意
(1)資料等の交付日は、掲示板でお知らせします。交付を受ける際には、「受講生証」(本人確認のために「学生証」の提示を求める場合もあります)を提示してください。
(2)教室で席を離れるときは「受講生証」を携行してください。「レジュメ」は、紛失したり、盗難にあっても再交付しませんので注意してください。
(3)受講資格認定試験中および講義・ゼミ受講中の飲食は一切禁止します。
(4)ゼミをやむを得ない理由で欠席をする場合には、必ず事前に欠席届を窓口へ提出してください。
(5) 災害、公共交通機関の遅延等で本法職講座の休講措置等をとる場合には、中央大学HP「法職事務室」(下記URL)への掲載及び、法職事務室前掲示板への掲出をもってお知らせします。各自で確認するようにしてください。
http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/office_law/index_j.html
≪お問い合わせ≫ 中央大学法職事務室(多摩) ℡:042-674-4223
≪窓口受付時間≫ 月曜日~金曜日 10:00~18:00(12:00~13:00を除きます)
土曜日 10:00~14:00(12:00~13:00も受け付けます)
※受付時間については諸事情により変更することがあります。その場合は上記「受講上の注意(5)」と
同様の方法でお知らせします。