総合政策学部准教授 泉川泰博が翻訳した「社会科学のケース・スタディ」が刊行されました
中央大学総合政策学部准教授 泉川泰博は、第二次世界大戦以降の東アジアにおける国家間関係の理論的な分析を中心に様々な研究を行っています。特に、戦後の北東アジア(南北朝鮮、中国、台湾、日本、ロシア、アメリカ)における同盟・提携関係(alliances/alignments)の形成と変容の分析に焦点を置いています。
このたび泉川泰博が翻訳した「社会科学のケース・スタディ」が刊行されましたのでご案内いたします。
【書 名】 社会科学のケース・スタディ 理論形成のための定性的手法
【著 者】 アレキサンダー・ジョージ、アンドリュー・ベネット
【訳 者】 泉川泰博
【出版社】 株式会社 勁草書房
【刊行日】 2013年1月10日
【本書について/訳者 泉川泰博 2013年1月10日】
本書(原著Case Study and Theory Development in the Social Sciences)は、欧米の政治学系および社会科学系大学院において最も利用されている研究方法論(とくに事例研究方法論)の教科書のひとつとして定着しており、アメリカの政治学研究分野における方法論争に大きな影響を及ぼしました。
著者のひとりアレキサンダー・ジョージはアメリカ外交・国際関係理論研究の著名な研究者であり、アンドリュー・ベネットはジョージタウン大学における訳者(泉川)の指導教官で、現在アメリカの政治学界における事例研究方法論の第一人者のひとりです。