第89回「『百人一首』を味読する」(文学部:吉野朋美 監修)1月放送番組について
教養番組『知の回廊』 2013年1月放送は、文学部准教授の吉野朋美が監修した「『百人一首』を味読する」です。
JDNテレメディア八王子で好評放送中。月・水・金が22時30分~、火・木が20時~、土曜日19時~、日曜日が11時30分~、JCNテレメディア八王子地デジ11chJCNプラスチャンネルにてご視聴いただけます!
また、「YouTube」や「iTunes U」にもアップしていますので、八王子CATVをご視聴いただける環境にない方は、インターネットよりお楽しみください。
【番組内容】
鎌倉時代、歌人である藤原定家が、京都の小倉山の山荘で選んだという『小倉百人一首』。
奈良時代から鎌倉時代までの、百人の歌人の優れた和歌を、代々の勅撰和歌集から一首ずつ選び、ほぼ年代順に並べた秀歌撰で、山荘の襖に飾る色紙としてしたためたものが原型とされ、恋や四季の風情を、優雅に、洗練された調子で詠んだ歌が、多く集められています。
室町時代から、歌道の入門書として一般に知られるようになり、江戸時代以降は絵の入った歌かるたとして、一般教養書や遊びのひとつとしても庶民に普及し、現在でも、日本人には大変なじみ深い和歌集として、広く愛されています。
今回は、「『百人一首』を味読する」と題して、歌人、藤原定家ゆかりの地、京都を歩きながら、小倉百人一首ができるまでの時代的背景、そして歌のいくつかを、深く味わいながら紹介します。