特別上映会のお知らせ
REBIRTH
9.11アメリカ同時多発テロの遺族らを追ったドキュメンタリー
2011年1月にサンダンス映画祭で初上映。同年に優れた映像作品などに贈られるピーボディ賞を受賞。
映画は2002年から2009年にかけて、世界貿易センタービルからの生還者、現場で親友を失った消防士、母親が犠牲となった高校生、婚約者を亡くした女性、そして弟を失ったのち跡地再建に携わる建設作業員の5人の人生を記録。悲しみや喪失感、心の傷を乗り越え立ち上がっていく彼の姿をインタビューを軸に描く。
映画では同時に世界貿易センタービル跡地の定点撮影を過去に類を見ない規模で敢行。現場とその周辺に最大で14台のカメラを設置し、再建の様子を24時間365日、7年間にわたり克明に記録した。オリジナル楽曲はアメリカの著名作曲家フィリップ・グラス (Philip Glass) が担当。 (2011年/アメリカ)
監督:ジム・ウィテカー (Jim Whitaker) 1968年生まれ。ウォルト・ディズニー・スタジオ内のウィテカー・エンタテインメント代表兼プロデューサー。イマジン・エンタテインメントにて『8 Mile』『ロビン・フッド』『アメリカン・ギャングスター』『チェンジリング』『プライド 栄光への絆』などを製作総指揮。9.11後のニューヨークを訪れ再建と復興の記録を残そうと決意し、映画REBIRTHの製作を行う非営利団体Project Rebirthを立ち上げる。
2012年11月28日(水) 15:00?
文学部 #3551教室
司会:文学部教授 中尾秀博
協力:米国大使館 広報・文化交流部