中央大学国際連携推進機構設立記念 カレン・カーチス氏(ILO国際労働基準局次長)特別講演会を開催
中央大学ではグローバル人材育成事業の一環として、10月26日(金)多摩キャンパスにおいて、ILO国際労働基準局次長であるカレン・カーチス氏をお招きして、中央大学国際連携推進機構設立記念 第2回特別講演会を開催いたしました。
カレン・カーチス氏の講演は、「国際労働基準分野での最近の成功例と課題」と題され、近年、国際労働機関(ILO)が国際労働基準の分野で経験した成功例やこれからの課題について、ミャンマーでの監視、海事労働条約、フィリピン軍の労働組合、児童労働撤廃国際計画など現場での事例に基づき、パワーポイントによる資料提示とともに、とても分かり易くお話しされました。
講演後の質疑応答では、次々と手の上がる学生からの質問に丁寧にお答えいただき、国際機関で活躍する場面をイメージできる充実した講演会になりました。流ちょうな英語で質問をする学生もあり、本学学生がグローバル人材として巣立っていく期待が強く感じられました。
カレン・カーチス氏には、講演会前に国際インターンシップ学生を対象にした「インフォーマル・ディスカッション」にもご参加いただき、ILOにおける仕事等についてお話しいただきました。
本学では、今後もグローバル人材育成推進事業を推進すべく、学生が世界に通用する人材になれるよう、そして海外で自己実現をするために必要なものを学びとる貴重な機会として、将来、国際協力の分野に関心のある学生や世界遺産に関心を持つ学生だけでなく、留学や海外での活動や生活に少しでも関心のある学生が積極的に関われる機会を創出していきます。
なお、この講演会は、後日、映像配信ニュース(白門ムービー)にて配信する予定です。