「学びの回廊」第2回技術講習会、特別講演 実施のご報告
【「学びの回廊」第2回技術講習会】
7月25日に「学びの回廊」第2回技術講習会が実施されました。
講師にフリーディレクター 森 保志(もり やすし)氏を招いて、主に映像編集についてのテクニックを披露頂きました。
映像ストーリーをしっかりとつくることが大切であること、そのストーリーに沿っての撮影・カメラワークが必要であることも学びました。昨年の映像コンテスト作品を事例にしながら、よりわかりやすい、理解力を生みだす編集技術についてもレクチャーを頂くことができました。
今回の講習会を参考に、昨年よりさらにレベルアップした映像作品を制作できることを期待しています。
【特別講演会-「ひょっこりひょうたん島に見るテレビ人形劇の可能性」】
さらに同日は「学びの回廊」特別企画として中央大学放送研究会主催のもと、「ひょっこりひょうたん島に見るテレビ人形劇の可能性」と題して、伊藤悟氏より講演を頂きました。
伊藤氏は「ひょっこりひょうたん島」の熱烈なファンであり、放送当時5年間にわたって「ひょっこりひょうたん島」の記録を詳細に残し、同番組がリメイクされた時、その資料が活用され話題になった人物です。
講演は、伊藤氏が残した記録の話やオリジナル版とリメイク版の違い、オリジナル版とリメイク版の映像づくりの違いなど、盛りだくさんな内容でした。
「なぜ?オリジナル版の活力が生まれたのか」――撮影現場の秘話など、映像を作ったことのない学生が聞いても十分楽しめる話題を数多く披露頂き、「ひょっこりひょうたん島」の魅力をそのテーマ性から解説、映像づくりのコンセプトの大切さを学べる講演会でした。