中央大学インターナショナル・ウィーク:第3回ドイツ 実施報告
延べ2500名以上を動員して成功裏に終了。
7月10日の駐日ドイツ大使講演会にも、ぜひご参加ください。
【ドイツ】をテーマとした第3回インターナショナル・ウィークは6月16日から23日まで開催されました。初日のオープニング講演会では、ライムント・ヴェルデマン東京ドイツ文化センター所長をお招きし、立ち見がでるほどの大盛況となりました。20日には、メーダー=メトカルフ在日ドイツ大使館公使、ゲオルグ・K ・ロエル氏(NRW州日本事務所長)、ハンスディーター・ハウスナー氏(バイエルホールディング株式会社代表取締役社長)による特別講演会「ドイツの経済と企業」を開催し、別の大教室の同時中継視聴者を含め650名が参加しました。
今回のインターナショナル・ウィークではこれまでにない20以上の企画が実施され、月曜日から金曜日に毎日行なわれた講演会や映画上映会は全てが満席となりました。そんな中、エネルギーの未来を考える、原発関連映画5本(「イエロー・ケーキ」、「アンダーコントロール」、「みえない雲」、「シェ―ナウの想い」、「第4の革命」)を一挙に上映(ゲストスピーカーなどによる解説付き)し、大好評をはくしました。
また図書館、ギャラリー、1号館エントランス、Cスクエア等を利用した書籍、写真、絵画、ポスターの展示会、大学生協でのドイツに関わる数々の商品、ビールやワイン、ドイツ料理の販売が行われました。
最終日となった23日(土)は、中川壽之氏による講演『戦前の中央大学におけるドイツ学』、ホルガー・フィンケンDAAD東京事務所長による講演『ドイツ留学への誘い』、イリス・ヴィーツォレックDFG日本代表部代表による講演『国際交流の重要性』、ドイツ・リートのコンサートとして、松本智子氏の朗読、大津亜矢子氏によるピアノ演奏、アレクサンダー・ナジ氏による歌唱、詩の朗読が行われました。同時に学生の描いた絵画も披露され、満席の会場を魅了いたしました。
今回は、多摩キャンパスのみならず、後楽園キャンパスでも数々の企画が計画され、ボッシュ株式会社によるキャリア講演会、フンボルト賞受賞記念講演会を行い、そして23日は文京区との共催による森?外生誕150周年記念事業「森?外講演会」で550名以上の聴衆がつめかけ、本学の歴史に残るインターナショナル・ウィークとなりました。
インターナショナル・ウィーク(ドイツ)の締めくくりとして、7月10日(火) 「私たちは150年の日独関係から何を学べるか」をテーマに、フォルカー・シュタンツェル駐日ドイツ大使による講演会を開催する予定にしておりますので、ぜひご参加ください。