国連持続可能な開発会議(リオ+20)に向け「持続可能な成長に向けての中央大学の先導的な取り組み」を宣言しました
2012年6月、ブラジルのリオデジャネイロで「国連持続可能な開発会議:私たちが望む未来」(略称:リオ+20 下記注参照)が開催されます。
持続可能な開発を達成し、人々を貧困から救い出すためにはどうするのか、持続可能な開発に向け、国際協力をどのように改善していくのか、などが話し合われます。
本学でも、リオ+20に向け「持続可能な成長に向けての中央大学の先導的な取り組み」を宣言しました。
本学が国連アカデミックインパクトとして登録している「国際水環境理工学人材育成プログラム」は、留学生を含む大学院生を対象に、日本の産業界と行政の風土並びにその利点に習熟し、かつ国ごとの歴史、文化・風土を尊重する国際的視野をもった高度専門職業人としての水環境・水処理技術者を育成するためのユニークなカリキュラムを国内外の大学・研究機関等と協力して開発し、それを「国際水環境理工学」副専攻として実施するものです。
これにより、東アジアを初めとする世界の諸地域の水環境に関し、総合的かつ抜本的な改善策を提案・実施できる国際的な人材の育成を目指します。
中央大学は、引き続き国連アカデミックインパクトを通じて、世界が抱える課題への挑戦を続けて参ります。
注)リオ+20とは?
1992年開催のリオデジャネイロ地球サミットから20年の節目に行われる国連持続可能な開発会議。
20年前の地球サミットでは各国が「アジェンダ21」を採択し、経済成長を見直し、社会的公正を高め、環境保護を実現するための青写真としました。
国連はこの20年という節目に、再び各国政府や国際機関、そして主要グループ1の参加を得て、貧困を減らしつつ、ディーセント・ワーク、クリーン・エネルギー、そしてより持続可能で公正な資源利用を促進できる幅広い賢明な措置への合意をめざします。
リオ+20は、これまでのやり方を変えて、貧困を終わらせ、環境破壊に取り組み、未来への架け橋を築くための行動を起こすチャンスとなり、この会議は、すべての人々にとってより安全で公平な、クリーンで環境に優しく、より豊かな世界への道のりを定める歴史的な機会となるでしょう。
(国連広報センターWEBサイトより)