文学部教授 関礼子 編『樋口一葉 日記・書簡集』 (著書紹介)
『樋口一葉 日記・書簡集』
(ちくま文庫 ひ-10-3)
筑摩書房 2005年11月刊行
ISBN 4-480-42103-3 945円(税込)
※第3刷(2012年2月発行)より、カバー記載記事変更
◆ 筑摩書房オンライン図書目録より
一葉が小説と同様の情熱で綴った日記、文庫版初となる書簡、
緑雨・露伴・半井桃水ほかの回想記・作家論を収録した作品集、第二弾。
◆ カバーより
一葉が小説と同様の情熱で綴った日記のうち、その生涯を語るうえで
欠かせない主な出来事を詳細な脚注・参考図版とともに収録。
また文庫版では初となる書簡も併せて掲載した。
明治という時代のなかで、書くことを通じて自己実現を図ったひとりの
女性作家の内的世界を十分に味わえる画期的な作品集。
資料篇として、緑雨、露伴のほか半井桃水、平塚らいてう、長谷川時雨、
幸田文らの回想記・作家論も付す。
編集・解説 関 礼子
◆ 目次より —– * —– * —–
日記(抄)
書簡(抄)
資料篇-回想・作家論
斎藤緑雨/幸田露伴/馬場孤蝶/半井桃水
平塚らいてう/田村俊子/長谷川時雨/樋口くに
三宅花圃/平田禿木/佐藤春夫/田辺夏子
和田芳惠/幸田文/関良一
解説 一葉日記の世界 関 礼子
人物関係図
図版出典一覧
—– * —– * —– * —–