公開講演会のお知らせ
人文科学研究所主催の公開講演会を開催いたします。
大学院生・学生の参加も歓迎いたしますので、お誘いあわせの上、ご参加いただければ幸いです。(人文科学研究所)
◆講 師:シュピルナー,ベルント氏(デュイスブルク・エッセン大学名誉教授)
◆テーマ:文体論と効果的なコミュニケーション
ヨーロッパは多言語主義と異文化コミュニケーションの本場です。言語学的に見ると、ヨーロッパの国はアイスランドを除き、全て多言語です。23の公用語を持つEUは多言語主義を重視しており、「全ての欧州人が少なくとも2つの外国語をマスターする事」を目標に掲げています。語学教育においても文法・訳読型だけではなく、欧州では17世紀からコミュニケーション能力に重点をおいた訓練が行われて来ました。語学授業では、聴く力と話す力を養うためにインターアクティブな訓練が行われています。そして国語教育、外国語教育の目的は、コミュニケーション能力を養う事であるとはっきりと位置づけられています。今回の公開講演会ではデュイスブルク・エッセン大学からシュピルナー名誉教授を講師としてお招きし、LLの失敗の原因、ペア学習、チーム学習の効果などを含め実践的なレベルで語学学習法を共に考えます。
(インターアクティブな進行。司会と日独逐時通訳は吉村謙輔研究員)
◆企 画:人文科学研究所 研究会チーム「新しい外国語教育のあり方」
tt