2011年度 理工学研究科 博士課程後期課程学生対象 短期留学支援制度留学報告会を実施しました
2011年度理工学研究科予算においては、大学院博士課程後期課程の充実を図ることについて重点的に計画を策定し、博士課程後期課程学生を対象とした短期留学支援制度を新設しました。
この制度では、専門分野の研究活動の質の向上及び多様性を図ると共に、英語プレゼンテーション、ディスカッション能力の涵養を図ることも目的としています。
この制度を利用して短期留学を行った2名の大学院生による留学報告会を3月12日に実施しました。
土木工学専攻後期課程2年の銭潮潮さんはイリノイ大学アーバナ・シャンペイン校に約1ヶ月半の間、Visiting Scholarとして、応用化学専攻後期課程3年の藤井翔さんは、ペンシルバニア大学に約3ヶ月間、Visiting Graduate Studentとして滞在した経験を報告しました。
数多く集まった参加者は、留学にあたっての選定や手続の流れといった具体的な情報から、それぞれの大学および所属した研究室での研究環境、研究の成果、キャンパス内の学生の様子などについての報告を聞くことができました。
報告後、参加者からは留学先とのコンタクト方法や入国手続についてなど、盛んな質疑が交わされました。
なお、2012年度は3名の派遣を予定しています。