学内・外の高校生~大学生向け、女流研究者/エンジニアのケーススタディ「理系女子学生のためのキャリアアップセミナー」を開催しました
・中央大学大学院理工学研究科 主催
・内閣府「チャレンジ・キャンペーン」(~女子高校生、女子学生の理工系分野への選択~)、
文京アカデミー、白門技術士会 共催
2006年10月5日(木)16時20分より、中央大学後楽園キャンパス3号館10階31008号会議室において、「理系女子学生のためのキャリアアップセミナー」を開催いたしました。
今回のセミナーは文部科学省の平成18年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)」に、理工学部・理工学研究科の取り組みとして申請し、選定された『産学連携教育による女性研究者・技術者育成』のプログラムの一環として開催されました。
株式会社リコー 常務執行役員の國井秀子氏をはじめ、社会の第一線で活躍されている4名の女性技術者・研究者が、女性が職業人として社会で活動するために必要な心構えや能力、実際のご苦労や喜びなどをご披露くださいました。また本学からも、大学院修了後の就職に関して講演を行いました。
講演後は同じ会場で講演者と参加者の懇親会を催し、講演者を囲んで参加者が質問や相談をする時間を設け、参加者と講演者が打ち解けて話す姿が見られました。
今回のセミナーを開催したことによって、女子学生が研究開発職を身近に感じ、キャリアアップを目指そうという意欲を喚起できました。
参加者からのアンケートには「実社会において活躍されている人たちの話が聞けてよかった」「女性だからという話をあまり聞ける機会はないと思うので、このような企画は良いと思った」等の声が聞かれました。
また、「情報系の話ばかりだったので、化学系の話も聞きたかった」との要望があり、今後、生化学分野の女性研究者・技術者を招く予定です。
今回のセミナー参加者は以下の通りでした。
本校学生:54名
他大学生: 3名
高校生 : 9名
社会人 : 1名 合計 :67名