公開研究会のお知らせ ◆報告者:柳原 恵津子研究員◆テーマ:記録語研究の方法と問題点 中古以降、男性達によって文書・日記・往来等の執筆に用いられた記録体は、和文体や漢文訓読体、和漢混淆文体と並んで近代に至るまで多用されてきた。後世の言葉の起源を考え、各時代の言葉の使い手たちの世界像を眺める上で、記録類と向き合うことはやはり不可避であろう。本発表では国語学者たちによる記録語研究の成果を紹介し、問題点と今後の課題について考える。◆企 画:人文科学研究所 研究会チーム「歴史と古典」