大気中の放射線量の測定結果について
本学は、本年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震によって引き起こされた東日本大震災に含まれる福島第一原子力発電所事故に伴う空間放射線量の状況を確認するため、「本学各キャンパスにおける空間放射線量」を下記のとおり測定し、当該の測定結果に基づき、各キャンパスとも国が定める基準(下記「6.評価基準」。)内の結果となっております。
記
【 空間放射線量測定の概要】
1.測定日
第1回 2011年 8月15日(月)及び16日(火)
第2回 2011年12月 8日(木)及びt19日(金)
2.測定機器
NaI(TL)シンチレーションサーベイメータ TCS―172B
3.測定地点
この測定地点は、外部で人の通行が多い場所を選定し、文部科学省及び各自治体が測定している方法と同様に、各キャンパスの代表的な地点の空間放射線量を測定した。
4.測定方法
1) 測定する地点・高さにおいて、測定器の時定数を30秒に設定して一定時間保持する。
2) 90秒毎に、数値を読み取る。
3) 5回数値の読み取りを実施して、値の平均値を測定結果とする。
5.測定結果
次ページ一覧表のとおり。
6.評価基準( 0.23μSv/h)の計算方法
「屋外に8時間、木造家屋内に16時間いた場合」
0.23μSv/h =一般大衆の被ばく限度÷(屋外活動時間+係数×屋内活動時間)÷1年間の日数+自然放射線量
0.23μSv/h = 1000μSv/年÷(8時間+ 0.4×16時間)÷365日+0.04μSv/h
「条件」
・一般大衆の被ばく限度:1mSv/年(1000μSv/年)
・木造家屋内に16時間いた際の低減効果の係数は0.4
・一般的な自然放射線量は0.04μSv/h
2011年12月
中央大学
以 上