理工学研究所 2011年度 第2回 特別講演会のご案内
中央大学 理工学研究所主催のイベントについて、下記の通りご案内申し上げます。
皆様お誘いあわせの上、ご参加頂ければ幸いです
(ご参加無料・事前申込不要)。
名称:「チェルノブイリの教訓 ― 公衆における放射線被曝の健康影響」
講師:柴田 義貞 氏(長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 特任教授)
対象者:学生・一般・教職員
主催:中央大学理工学研究所
概要:
東京電力福島第一原子力発電所で発生した水素爆発等により、チェルノブイリ原発事故で放出された放射性物質の少なくとも10%が大気中に放出され、放射性のヨウ素およびセシウムにより、福島県の周辺地域はもとより、関東方面までが汚染された。
このような原発事故は日本では初めてのことであり、放出された放射性物質による被曝、とくに汚染食品等の摂取による内部被曝を極度に怖れて遠隔地へ一家で、あるいは母子だけで避難する人びとが福島県のみならず東京などにもみられた。
チェルノブイリ周辺の汚染地域には600万人近い住民が事故以来生活をしており、その人々の間でこれまでに起こった主要な健康事象を紹介することで、東京電力福島第一原子力発電所の事故による健康リスクの正しい理解の一助としたい。
問合せ先:中央大学研究支援室
tel:03-3817-1603 Fax:03-3817-1677
k-shien【アット】tamajs.chuo-u.ac.jp
*【アット】は@に変更ください。