公開研究会のお知らせ
◆講 師:高兵兵氏(西北大学教授)
◆テーマ:“都城と南山”-長安の終南山と日本の吉野山を中心に-
隋唐長安城の南方に屹立する南山は、数多くの詩文で描写されているように、長安城に居住する人々の生活になくてはならない存在だった。長安と南山との関係は、長安をモデルにつくられた東アジアの都城にも大きな影響を与え、古代日本の場合は、南山に相当する山として吉野山がイメージされたのである。
◆企 画:人文科学研究所 研究会チーム「ユーラシア・アフリカ大陸における都市と宗教の比較史的研究」