公開講演会のお知らせ
第3回 公開講演会 『3.11複合災害と日本の課題』
東日本大震災は、未曾有ともいえる規模の複合的災害であり、日本の経済社会に大打撃を与え、世界秩序にも影響を与えようとしています。国難ともいえるこの災害の対策については、学術領域においても叡智を結集し取り組まねばなりません。今回は関心を寄せる研究所のプロジェクト間の横断的連携による企画開催です。今後も連続的な開催を予定していますので、ご参集ください。
共催:経済研究所「ネットワークと社会資本研究部会」(主査:塩見英二)
政策文化総合研究所「21世紀世界秩序の展望」(主査:滝田賢治)
社会科学研究所「グローバル化と社会科学」(幹事:星野 智)
○テーマ:「環境と安全に配慮した持続可能社会のグランドデザイン
-岩手・宮城・福島被災地の現地調査を通じて-」
○講演者:青山 貞一 氏 (東京都市大学環境情報学部教授)
電気通信大学通信工学科卒業。アジア経済研究所、ローマクラブ日本事務局を経て、1986年に環境総合研究所を設立、2003年から東京都市大学環境情報学部教授。『福島原発事故に起因する放射性物質による地域汚染の実態解明と汚染構造の把握』、『新・台所からの地球環境』、『地球時代の自治体環境政策』など論文・著書多数。
○テーマ:「原発と東京電力」
○講演者:志村 嘉一郎 氏 (ジャーナリスト)
1964年東京大学経済学部卒業。朝日新聞記者。帝京大学教授を経て、現在ジャーナリスト。
『東電帝国―その失敗の本質』 (文春新書、2011年)の著者。
※入場無料、事前申し込み不要。一般の方もご参加いただけます。