東日本大震災による首都圏鉄道網への影響についての知見
首都圏電車ネットワークモデルを開発し、過去に首都直下地震による鉄道利用通勤・通学客の被害想定を行った情報工学科教授 田口 東と情報工学科助教 鳥海 重喜が、今回の東日本大震災による首都圏鉄道網への影響についての知見を、メディアその他を通じてお伝えしています。
■東日本大震災による電力供給不足に対応した首都圏鉄道網運転調整の影響と分散乗車(田口 東)
電車の運転本数が一律に20%削減された場合の電車の混雑状況を分析し、利用者が混雑が分散されるように電車を選択した場合のシミュレーションを行っています。
■東日本大震災による首都圏鉄道利用者の帰宅困難問題(鳥海 重喜)
今回の帰宅困難者問題を振り返るとともに、今後個人で行うべき対策として
1.徒歩移動できる距離の把握
2.勤務地からの帰宅ルートの把握
3.安否確認方法と帰宅タイミングの検討
の3つを掲げています。
ぜひご一読下さい。