池田和臣教授 読売新聞に研究紹介記事 「道風の筆 科学が否定」
「道風の筆」科学が否定
──読売新聞(2010年10月7日)掲載
放射性炭素(C14)年代測定を使った
池田和臣教授の調査で、
小野道風の筆とされていた断簡が
道風の死から数十年後の紙であることが
明らかになりました。
道風と共に三蹟の一人と称される藤原行成が、その日記に、
道風の書を練習で書き写した、と記していることから、
その中のひとつである可能性も出てきたとのことです。
放射性炭素(C14)年代測定については、
中央大学文学部発行の「紀要 言語・文学・文化」に
池田教授による関連論文が掲載されています。
「古筆切の年代測定
──加速器質量分析法による炭素14年代測定」
「紀要 言語・文学・文化」
第103号 (2009.3)、第105号 (2010.3)