「赤ちゃんはママの横顔がわかるのか」文学部教授 山口 真美が読売新聞の取材に協力
文学部教授 山口 真美らの研究成果が、読売新聞に紹介されました。7月22日(木)発行の読売新聞科学面「0歳の脳を見る」にて掲載されています。
生まれたばかりの赤ちゃんは、母親の「横顔」を認識できているのか―その謎を解明するため、山口研究室では生後5か月と8カ月の赤ちゃんに、正面向きと横向きの女性の顔写真を5秒間ずつ見せる実験を実施しました。「光トポグラフィー」という技術を用いて赤ちゃんの脳の活動を計測したところ、8か月の赤ちゃんは正面の顔にも横顔にも反応したが、5か月の赤ちゃんは横顔には反応しないことを確認。
それにより、生後5カ月から8カ月の間に、横顔を認識できるようになる「境目」があることを明らかにしました。
山口研究室では、生後1歳未満の幼児を対象として研究を行っています。目の前にある世界を見る「視知覚能力」がどのように形成されるのか、脳の発達の秘密のさらなる解明が期待されます。
ご興味をお持ちの方は以下のリンク先をご覧ください。