文学部教授 山下真史 共編 『萩原朔太郎「意志」の覚醒』 (新刊紹介)
堤玄太著/勝原晴希・安藤宏・山下真史編
『萩原朔太郎「意志」の覚醒』
森話社 2012年12月刊行 3800円+税
ISBN:978-4-86405-043-2
2010年12月に44歳で急逝した堤玄太氏の遺稿を編んだ研究書。
朔太郎の他、室生犀星・佐藤惣之助・金子光晴・メディアや
歌の翻訳に関する論考を収める。
――目次より――
[Ⅰ]
萩原朔太郎「意志」の覚醒
萩原朔太郎「情緒」の別れ
「漂泊者の歌」試論
萩原朔太郎の恋愛詩を考える準備として
『新しき欲情』ノート
大正一二年の萩原朔太郎
[Ⅱ]
『鉄集』小考
佐藤惣之助と『日本詩人』
金子光晴のアジア
〈うたう〉メディア戦略
『愛国百人一首』を読む
《翻訳》という冒険
〈ともだち〉の行方