「Rで学ぶ統計学入門」(有料セミナー)開催のご案内
「Rで学ぶ統計学入門」(有料セミナー)開催について、ご案内いたします。
【概要】
今日のビッグデータを用いたビジネスソリューションへの関心の高まりなど、ビジネスに統計解析を利用する機会が増えています。
統計を学ぶのは簡単とは言えませんが、実際に統計解析を体験をする事で、統計概念はずっと理解し易いものとなります。
また、ビジネスで統計解析を活用する際の利点や課題を見通し易くなると思われます。
本講座では、フリーの統計ソフトRを用いた演習を通して、統計分析のノウハウを紹介します。
今後リサーチを行う方や、マネジメントする方に有用な講座にしたいと考えています。
【日時】
2013年01月25日(金)~2013年02月08日(金)
【場所】
中央大学ビジネススクール(中央大学後楽園キャンパス3号館)
(http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/access/access_korakuen_j.html)
【受講料】
32,000円(税込)
【定員】
30名
【開講日時】 2013年1月25日,2月1日,2月8日 金曜19:00-21:30 全3回
【対象者】
・業務における定量的データの有効活用を検討されていらっしゃる方。
・社内のリサーチ業務の充実や、リサーチ会社の有効な活用を検討されている方。
・経営の判断材料として、データ分析結果の見方に関心を持っておられる方。
【各開講日のテーマ/内容】
・2013年1/25(金)19:00-21:30
「統計ソフトRの利用」
世界中の統計学者によって開発・メンテナンスされている統計ソフトRの利用方法について学びます。
統計ソフトRは、統計入門のためのツールとして広く利用されているばかりでなく、最新の高度な統計分析ライブラリーも充実しており、実際のリサーチ業務においても有用なツールです。
本講義では、統計処理のプログラミングの手間を避け、マウスでメニュー選択を行うことにより統計処理を行うR Commanderソフトのインストールを行い、基本的な操作を修得します。
・2013年2/1(金)19:00-21:30
「クロス集計表の分散分析」
男女や地域毎の特徴を評価するといった、分類に基づくカテゴリカルなデータを評価するための分散分析について学びます。
最近注目されている、大規模な行動履歴データなどの多くもカテゴリカルなデータであり、このようなデータを分析する機会が増えています。
単にクロス集計を作成して該当数が多いか少ないかを論じるだけでなく、例えば「雑誌を情報媒体としている人の製品購入率は高い(低い)から、雑誌の露出を増やす(減らす)」とった議論を行うための分析手法を紹介します。
・2013年2/8(金)19:00-21:30
「主成分分析と因子分析」
主成分分析と因子分析は、探索的な分析に有用です。
データの持つ構造を探索的に見出すノウハウは、共分散構造分析などの検証的手法と共に、統計分析における車の両輪と言えます。
講義では、主成分分析と因子分析を用いて、消費者や製品の特徴を表す評価軸を構成し、ポジショニングマップとして視覚的にデータの特徴を表現するマーケティングリサーチ手法を紹介します。
【講師】
石田 実(いしだ みのる)
(株)アークエンジン代表取締役、法政大学特任講師
■略歴:東京工業大学大学院(理学修士)、筑波大学博士(経営学)。東京銀行にて主に資産運用業務、2004年(株)アークエンジン創業、現在に至る。
■専門分野:マーケティングサイエンス
■主な研究業績:「2値変量に基づく教師無し分類における類似係数の選択」共著 西尾チヅル・椿広計,行動計量学 2011, vol.74, 38(1), pp. 65-81.
【中央大学ビジネススクールは、社会人のみを対象とした「戦略経営リーダー」を育成する専門職大学院です。】
働きながら、平日夜間・土曜日・日曜日を利用して都心の後楽園キャンパスで学び、2年間でMBA(経営修士(専門職))を取得できます。