【硬式野球部】鍵谷陽平投手がプロ野球日本ハムの3位指名受ける~北海高出身、地元での活躍を誓う~
プロ野球ドラフト(新人選手選択)会議が25日都内で開かれ、本学硬式野球部の鍵谷陽平投手(法学部4年=北海道・北海高校出身)が今年のパ・リーグ優勝チームの北海道日本ハムファイターズから3位指名されました。今月末にも行われる入団交渉を経て、『日本ハム・鍵谷投手』が誕生します。
中大多摩キャンパスCスクエアに設けられた記者会見場。鍵谷投手は硬式野球部の紺のブレザーを身をまとい、客席最前列に秋田秀幸監督、松原敏隆硬式野球部副部長と並んで『その時』を待ちました。ドラフト会議は午後5時スタート。1位指名、2位指名が終わった後の同6時17分、特設大型スクリーンに映し出された新聞社のホームページに「日本ハム 3位 鍵谷」と表示されると、「ウオッ!」という歓声が上がり、拍手が鳴りやみません。同投手がようやく笑った瞬間でした。1位指名まではテレビの実況中継がありましたが、2位指名からは画面が一般ニュースに切り替わっていました。
<指名までドキドキ>
「指名がかかるまで時間があったのでドキドキしていました。今はホッとしています。すごく光栄です。これまで自由にやらせてもらった両親に感謝しています」マイクを持ってしっかり話す表情には喜びが滲み出ていました。
東都大学秋季リーグでは中大投手陣を支える大黒柱として活躍し、中大をリーグ2位へと導きました。6試合に登板し2勝2敗。防御率0・97はリーグ2位でした。180cm、80kg。鍛えられた体から繰り出す最速152キロのストレートが持ち味で、先発にリリーフと両方こなせます。日本ハムは地元北海道。「1日も早く道民の皆さんに顔と名前を覚えてもらいたい」という同投手に、秋田監督は「小さいころからのプロ入りの夢がかなってよかった。努力が報われた」としみじみ語り、監督自ら握手を求めていきました。
会場にはマスコミ13社が取材に駆けつけ、在校生や一般の方々などで超満員。会見終了後には鍵谷投手を胴上げするシーンも見られました。