ジャーナリズムプログラム松野ゼミ制作「多摩探検隊」10月はこちら。
米軍立川基地「グローブマスター機墜落事故」のドキュメンタリーを制作
― 忘れられた事故の記憶を映像で掘り起こす ―
―――1953年6月18日、東京都小平市に一機の米軍輸送機が墜落した。米軍立川基地「グローブマスター機墜落事故」である。この事故により、朝鮮戦争から休暇で日本に来ていた兵士を含む、122名の米兵と7名の乗組員計129名の命が奪われた。これは、当時の航空機事故史上最大の死者数だった。しかしこの事故は米軍機による事故であったため、事実関係も明らかにされなかった。そして日本人はその詳細を知ることがないまま60年近い年月が過ぎた。この作品は、その隠された歴史的事実に迫ったドキュメンタリーである。
________________________________________
中央大学FLP松野良一ゼミが一つのドキュメンタリーを制作しました。この作品は、米軍立川基地「グローブマスター機墜落事故」を取り上げています。この事故は米軍機の事故であったため、現存する資料も多くありません。そんな中私たちは、事故の様子を収めた写真及び事故について報じている新聞記事を見つけ出しました。また事故の目撃者や、日本人で唯一この事故によって怪我をした方の家族の証言も映像として残しました。129名もの命を奪った事故は、一体どんなものだったのか。当時の資料や証言を基に、この事故の記憶に迫りました。
この番組は10月1日より、多摩地域と九州地域の計8つのケーブルテレビ局、および下記のホームページにて放送・配信が開始。