理工学研究科修士2年の冨田大樹さんが錯体化学会ポスター賞を受賞しました
理工学研究科博士前期課程(応用化学専攻)2年の冨田大樹さん(小松研究室)が、錯体化学会第62回討論会においてポスター賞を受賞しました。この会議では計472件のポスター発表があり、厳正な審査の結果、冨田さんの発表が優秀な内容として選ばれ、表彰されました。
【学会名】
錯体化学会第62回討論会
【開催期間】
2012年9月21日~23日
【会 場】
富山大学
【受賞タイトル】
酸素輸送ヘム蛋白質(ヘモグロビン‐アルブミン)クラスター
冨田大樹、木村拓矢、小松晃之
【研究内容】
生体内で酸素輸送の役割を担うヘモグロビンの分子表面に複数個のアルブミン(血漿タンパク質)を結合させた(ヘモグロビン-アルブミン)クラスターを精密合成し、その構造と酸素結合能を明らかにしました。この新しい酸素輸送ヘムタンパク質は、人工赤血球としての応用が期待されており、化学のみならず薬学・医学の領域からも大きな注目を集めています。
ご興味をお持ちの方は、以下のリンク先をご覧ください。