総合政策学部教授 平野 廣和の研究が日刊工業新聞1面に掲載されました
総合政策学部教授 平野 廣和の研究が、日刊工業新聞にて紹介されました。「貯水タンクの破裂防ぐ 低コストの施工技術 長周期地震動に備え」というタイトルで、8月31日付1面に掲載されています。
ガタガタという細かい地震の揺れに対し、ゆったりと大きく揺れる“長周期地震動”は、建物と共振することで大きな被害をもたらします。東日本大震災の際は、貯水タンクの水が大きく波打ち、天井に叩きつけられることで破裂する、という被害が多発しました。
そこで平野は、ゴムホースを格子状に組んだ網を作成し、タンクの中に設置することで、波の高さを半減、さらに波を収まりやすくする画期的な技術を開発しました。設置済みのタンクに安価で施工が可能なため、マンションや大型商業施設等での採用が期待されています。
本研究は愛知工業大学、株式会社エヌ・ワイ・ケイ、株式会社十川ゴム、中井商工株式会社の協力を得て進められています。
ご興味をお持ちの方は以下のリンク先をご覧ください。