第24回中央大学学術シンポジウム「ナノスケール・ミクロスケールから見えるビッグな世界」研究会
対象:研究者、学生
入場無料、事前申込不要
江頭 和宏 博士(コンポン研究所)が来学される機会に、最近高感度な分析法として注目されているフォトントラップ分光法について、その基礎から実際の応用例までのご講演をお願いしました。是非ご参集ください。
題目:フォトントラップ分光法による高感度光吸収測定
講演者:講演者: 江頭 和宏 博士 ((株)コンポン研究所 東東京研究室)
概要:
キャビティリングダウン分光法は、高感度な光吸収測定法として知られている。この手法は、高い反射率のミラーで構成された光共振器の中で光と試料とを相互作用させ、試料の光吸収によって光の閉じ込め寿命が短縮されることを測定原理とする計測法である。この計測法を基礎としてさまざまな分析に応用した分光法を、広義に総称して「フォトントラップ分光法」と呼んでいる。本講演では、まず本手法の基礎を説明し、さらにこれを活用した研究結果を中心に、フォトントラップ分光法の種々の応用に関してご紹介いただく。
連絡先:中央大学理工学部応用化学科
田中 秀樹