研究開発機構助教 後藤 岳久が土木学会「水工学論文奨励賞」を受賞しました
研究開発機構「流域・河川の管理技術研究プロジェクト(研究代表者:福岡 捷二 機構教授)」機構助教 後藤 岳久は、土木学会水工学委員会より、論文「太田川デルタにおける河川流路網の洪水流と河床変動に関する研究」に対し、独創性、実用的貢献度、発展性等から、若手研究者(32歳以下)に贈られる「平成24年度水工学論文奨励賞」を受賞しました。
福岡ユニットでは、洪水時に観測した水面形には河道形状、河道の抵抗、河床変動などの水理現象が現れていることに着目し、観測した水面形を再現するように洪水流解析を行うことで、洪水中の水理現象を把握してきました。本論文では、大きな潮位変動を有し、複雑に分合流するデルタ地帯の河川網への本解析法の応用方法を考え、研究対象とした太田川デルタにおける各河川の洪水流量配分や洪水中の河床変動を明らかにしています。
ご興味をお持ちの方は以下のリンク先をご覧ください。