理工学部准教授山下誠および理工学研究科修士1年浅見俊介の研究が日経産業新聞に紹介されました
理工学部応用化学科准教授・山下誠、応用化学専攻修士1年・浅見俊介の研究が、7月17日(火)付の日経産業新聞に「石炭ピッチから発光材料」という見出しで紹介されました。
製鉄プロセスにおいて、石炭を精製してコークスを作る際に余る石炭ピッチを用いて有機EL素子を作ることに成功しました。作製した有機EL素子の効率は蛍光灯の30分の1程度と、まだまだ実用化へは遠い状況です。しかし市販の発光材料が1キログラム数十万円なのに対し、石炭ピッチは同50円程度と非常に安いため、実用化へ向けて性能向上への取り組みが期待されます。
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