グローバル人材育成教育のための取り組み「英語ロジックテスト」の実施について
中央大学理工学部では、日本論理検定協会とIEEE(電気電子学会)と協力して、理工系学生のための英語コミュニケーション能力獲得プログラムの検討を始め、その端緒として「英語ロジックテスト」を実施します。
技術立国日本を支える理工系学生にとって、将来の大学院における海外での学会発表や企業人としての海外企業との英語コミュニケーション能力を獲得することは、重要度を増しており、企業の研修担当者も注目しています。
今般、日本で初めて実施される「英語ロジックテスト」は、研究論文の理解及び研究ディスカッションにおいて、そこに流れる「論理:ロジック」に注目することによって、不完全な語彙及び文法であってもコミュニケーションを行える技能を身に付けさせる事を目的とし、国際会議や国際共同研究で確実に使える英語コミュニケーション能力獲得プログラムの検討の基礎資料として利用します。
英語ロジックテストは、単なる語学能力の測定ではなく、話の骨格の把握、評価、そして構成の技能を測定しますので、辞書の持ち込み可としています。また、受験学生にはテスト終了後の7月下旬に成績を返却し、9月には英語ロジックに関する無料セミナーを開催し、理工系の英語コミュニケーションにおけるロジックの重要性の理解促進と、使える英語コミュニケーションに資する情報を提供する予定です。
この取り組みは、論理を中心とした英語教育を進めている日本論理検定協会と共催で実施し、さらにグローバル人材育成に興味を持つ2団体、全世界で40万人の会員を擁する「IEEE(呼称アイトリプルイー 電気電子学会)」と、英語教育関連出版に実績のある「株式会社研究社」の協賛を受け実施するものです。テスト詳細は下記フライヤーをご参照ください。
日程:7月18日(水) 18:00~19:30
場所:後楽園キャンパス 5号館 5階 5533号室
対象:中央大学理工学部生、大学院生(参加費無料)
共催:日本論理検定協会 協賛:IEEE(電気電子学会)、株式会社 研究社